無添加パンの理論編:

無添加パンの理論編:

そもそも「無添加パン」の定義とは何でしょうか?実は世界的にいろいろな文献を見てもその定義はありません。かの有名な米国のオーガニック認証機関OCIAも「酵素剤」(Enzym)は使用してよい、といういい加減な規定になっています。

私は以下のように考えています。
1) あらゆる化学的合成による添加物を使用しない。

2) 特に発酵促進剤、乳化剤、保存料、香料、酵素剤、膨張剤等々を使用しない。

3) 酵母は自家培養した自然酵母(天然)を使用し、工業的に生産された酵母は使用しない。(季節により、インスタントでないドライイーストを併用するも可)

4) ホームベーカリーなどの家庭用パン焼き器で作られたパンは「無添加」とは言わない。

5) ショートニング、マーガリンは絶対に使用しない。

6) 小麦粉は国内産のみを使用。ただし北は盛岡、西は名古屋以内での生産のものは避ける。

つまり「無添加パン」とは「昔のパン作り」という事になるのでしょうか。

上記1)、2)に関して・・・
日本国民一人当たり、10年以上前の統計では年間4,6キログラムの食品添加物を摂取していると言われています。10年前でこの数字です。厚労省は最近の統計も出しておりません。一つ一つの食品添加物が規定数値内で無害であったとしても、体の中に入った「化学合成物質」はどのような影響を及ぼすのでしょうか?

上記3)に関して・・・
工業的に作られた酵母(イースト)は廃糖の糖蜜から生産されています。対粉の量で2%以内ならともかく、その安さ手軽さから一般のパン屋さんでは6~8%以上も使用されております。天然酵母の場合も多くの場合、前日にお湯で捏ねておいて生種と称して使用しています。またある天然酵母の業者に至っては〇〇県で採取した酵母を標榜しているにもかかわらず、北海道で工業的に生産しています。いずれもその原材料名、菌種の特定も定かではありません。このような即席の酵母を利用しているパン屋さんが大勢います。酵母は自家培養でなければなりません。1000軒の「天然酵母」を標榜しているパン屋さんがあったとしたなら、自家培養の本当の天然酵母を使用しているパン屋さんはほんの2~3軒ではないでしょうか。

上記4)に関して・・・
ホームベーカリーという名のパン焼き器をお使いの方々がたくさんいらっしゃって、FB上に「今日はこんなパンを焼きました」というような記事がアップされると「腹を抱えて笑っている」私がいます。まずホームベーカリーはバイタルグルテンを使用します。そしてインスタントイーストを使用します。どんな小麦粉が使用されたかわからないもので、それを化学的に抽出したものがバイタルグルテンです。インスタント・イーストはL-アスコルビン酸はじめたくさんの乳化剤(グリセリン、脂肪酸エステル等)が混入されています。浣腸の主原料(グリセリン)を利用したパンで「美味い」と言っている方の神経が解りません。

5)に関して・・・
ショートニングもマーガリンも占領軍政策によって持たされた偽物バターです。人工バターとか健康バターともいわれました。人間によって殺された牛、豚、鳥はともかく、未だに犬、猫の死体が持ち込まれるそうです。それらの脂分を「炉」の中で熱せられ液体と化した油分、その油分を固体化させるために「水素添加」という処理が行われています。それが人造バターの元なのです。水素添加処理によって生まれるのがトランス脂肪酸です。このトランス脂肪酸の人体における弊害についてはご存じでいらっしゃいましょう。なをこのトランス死亡酸、欧米各国では使用禁止ですし韓国、台湾、ベトナム等アジアの国々でも「表示義務」があります。「野放し」はわが愛する日本国だけです。
(ご参考:日本油脂工業会は厚労省の天下り期間です。)

6)に関して・・・
厳密にいうのなら最早太平洋沿岸、特にアメリカ、カナダを含めて放射線の影響を少なからず受けています。(またこういうことを書くと「左翼」とか言われますが。)本来食べ物には1ベクレルも有ってはいけないのです。でも東電のバカが3・11のような事故を起こしたものですから、そして現政府の無策の策により日本中探してもノン・ベクレルの食材はもう皆無に等しいのです。でもせめて“恐れ”のある食品は使用しないで下さい。水に至るまでそうです。(詳しくは川根愼也先生のFBをお読みください。)

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