「もう一歩」のお願いです。

「もう一歩」のお願いです。
4月中旬が申込期限です。
「会員制ベーカリー・デッセム」第六期入会のご案内
https://dessem.jp/member/
―――   ―――   ―――   ―――
趣旨:
開店して1年8か月経ちました。
  皆様のお蔭で山梨で開店した無添加パン工房・デッセムも、開店して1年8か月経ちました。開店準備してからもう2年たったわけです。長いような短いような、特別の時間の流れでした。考えてみれば私廣瀬が腹部大動脈瘤の手術以前から会員制ベーカリーの計画を練っており、そのゴーサインを皆様からの「いいね」の数で判断したというのがこの計画の始まりでした。
  皆様にお約束したとおり、作る製品はロウ・ベクレルそして一切の化学合成による添加物は使用しないでのパン作り、特に冬期は大変でしたが続けて参りました。3・11のフクシマでの事故以来、もう8年の月日が流れました。人の噂も○○日、と言うがごとくフクシマでの教訓が生かされるどころか忘れ去られていきます。もはやノンベクレルの食材は日本中探しても難しいものになってしまいました。
  そんな中でデッセムではベクレルの低いものを探し出しております。例えば粉、卵、水、バターは0,00まで調べ、NDが確認されております。ところが牛乳の場合、0,1ベクレル出てしまっております。この原因はベクレっている東北の牛乳が混ぜられているのでしょう。因みに政府の決めた暫定基準値は一部を除き「100ベクレル」という、途方もない数値を出しております。
  デッセムも設立―創業―運営―継続まで順調に推移してきました。これも全国から寄せられる皆様からの応援のお蔭です。今は次の段階の「継承」と言うところまで来ました。30歳の青年浅井さんが我が同志としてデッセムに来てもらって以来、1年数か月が経ちました。彼と約束していることは、彼がデッセムに来てから3年で継承してもらう、という事です。
彼への継承のために残された期間は、あと二年足らずになりました。浅井さんは製パン技術の点で言ったら、もうピカイチです。気難しい私からの教えを着実に受け取り、無添加、ロウベクレルのパンのほとんどの工程を彼に任せて大丈夫な段階にまで来ております。ただパン業界に精通していないため、数年は私の妻が彼の面倒を見てくれると思います。

  そこで皆様に更なるお願いがございます。彼への引継ぎは先にも申し上げましたように、二年を切りました。私としては経営上さらに弾みをつけ、彼への継承を無事に行いたいのです。その為に会員になって頂けませんでしょうか?それが無添加、ロウベクレルのパンという、「食の良識」を鑑みた道標になるでしょう。

「会員制ベーカリー・デッセム」第六期入会のご案内
https://dessem.jp/member/

*因みに私ですが、あと二年で70歳になります。もし体力、気力があり、そして許されるのなら日本中、世界中の子供たちの施設を「パン作り」をしながら歩き周ります。それが別れた私の子供たちに対する贖罪でしょうから。