この1週間、考え込みました。:
「当分、豆乳でパン作りをする事にしました。」
ロングライフの無添加豆乳を見つけました。ベクレっていないことを願うばかりです。
せめて五大原材料は、ノンベクレルのものを使いたいと思っておりました。でも最期の難関、牛乳だけは無理なようです。牛乳は鮮度が命です。岡山、広島、鳥取、島根などの牛乳がベクレっていない、ということが解っていても使えません。毎日の作業の中で牛乳がちょっと足らないから近所で調達、と言うわけには行かないからです。勿論、宅急便網がこれだけ進んでいる現在、翌日には届くという事は解っています。でもパン職人にとって鮮度優先の原材料が手元にないということが、不安なのです。
オカシイと思う事 その1
現在、東北は勿論のこと、北海道の牛乳もベクレっているとの事です。関西も中部も甲信越も全ての地域においてベクレルが検出されています。人間が体に摂取する牛乳がです。学校給食で毎回のように出される牛乳がです。この原因は大気の汚染も関係しているかもしれませんが、牛が食す飼料の大部分がフクシマ、及び周辺地域で取られたものに違いありません。
オカシイと思う事・その2
それにしてもどの資料を見ましても、そんなにベクレっているとは書いてありません。またはNDの結果になっています。
何でどうして検査するときだけNDであったのか、と疑念は深まるばかりです。
オカシイと思う事・その3
私は朝〇高原牛乳、八ヶ〇高原牛乳の精密検査を依頼しましたところ、全部ベクレルが検出されました。たしか数か月前、また二年くらい前の検査ではNDであったはずです。その時の検査は「べくれでねが」さんではなく、一般の測定所でかなり検出基準値が低かったように記憶しています。潜作かもしれませんが、これは一般消費者を装ってメーカーサイドが検査を依頼し、依頼された一般の測定所にメーカーサイドから金品が渡った、と言われてもしょうがないです。
と言うわけで
「デッセム」ではカスタードクリーム等の、どうしても牛乳を使わなければならない場合以外、豆乳を使うことにしました。勿論、近場でノンベクレルの牛乳を探し続けますが。以上が、私が約1週間考え続けた結果です。たとえ僅か0,00の単位でもベクレルが出た以上、また使用する量が僅かであると解っていても、使うわけには行かないですから。
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ウチの御祖父ちゃんが
亡くなる間際にこう言いました。
みつおな、
人が右に行くときには左に行け。
人が左に行くときには、
お前だけでもいいから右に行け。
たとえそれがどんなに大変な道でも、
自分が確信した「道」ならば後悔することは無いから。