掛値なく受け止めて頂きたい。:
善意の押し売りを、押し付けをしようとしているのではありません。ただ困っている方にパンを召し上がって頂きたいのです。たくさんの方々から励ましのコメントを頂戴しました。本当に有り難いです。でも廣瀬が個人的に褒められたいからやっているわけではありません。
遠く異国にお住いの方から、ご寄付のお申し出がありました。また何人かの日本にお住いの方々、そして企業を立派に経営なさっている方からもご寄贈のお申し出がありました。でもそれら全部を、感謝の言葉と共にお断りしました。なぜならこの行為は廣瀬個人の考えで勝手に行う事であり、それに多くの方々を巻き込んではいけないと判断したからです。勿論それらの方々のご厚意、そして愛情あふれるお言葉に涙しました。
私の60年以上前の想い出、それをヘタな文章でつづりました。パンセット・プレゼントの企画は私個人の企画ではありません。葛藤を繰り返しながらもあの世に行った父母の事を思い出し、父母が健在だったらこのようにしただろう、と熟慮の結果、前回のような告知を出しました。このような廣瀬のある種のワガママを容認して下さっている会員様には感謝の言葉が見つからないくらいです。またデッセムのスタッフにも幾重にも感謝しています。
ただ私の告知の中で「条件」なるものをご披露しました。ある方からの原文を記しますと「自分がハッピーになったらお返し…という廣瀬の条件です。」という文言です。
その方曰く「多分あの頃の私だったら、とても余裕が無くて、自分は一生ハッピーにはならないと思っていると思います。明日のこともわからないのに。~中略~ 最後の二行が、全体を良い話としていて、そのように素直に捉えられればそれが励みにもなって良いのですが、それは仕事が順調だったり、将来が見える場合であって、挫折中の私は必ずお返しのことで、頭がいっぱいになってたでしょう。」
この言葉には非常に考え込みました。
自分では良かれ、と思った文章でも傷つけてしまった、と後悔しております。申し訳ございませんでした。でもお願いです。パンセットを送らせてください。お手紙でのお申込み、お待ちしております。
*妻 千穂へ:
もうしばらくワガママを許してください。